噛めば噛むほど味が楽しめ、子供から大人まで夢中になれるお菓子といえば「グミ」ですよね!
今はスーパーからコンビニ、バラエティショップにまで色々な味や形のグミがたくさん並んでいます。
私は子供のころからグミが大好きで、大人になった今でもお菓子売り場を覗いては、ついつい新商品をくまなくチェックしちゃうんですよね。
そして、新しいグミを見つけるたびに手にとって楽しんでいます♪
グミっていつからあるんだろう・・・
このように、突然大好きなグミの歴史が知りたくなったのです。
そこで今回はグミはいつからあるのか、世界で初めてのグミはどんなグミなのか調べてみました!
- 世界で初めてのグミは?
- 日本で初めてのグミは?
- グミとゼリービーンズの違い
世界で初めてのグミはハリボーのゴールドベア
ハリボーのゴールドベアとは?
カラフルでもちもち食感のグミがこの世界に誕生したのは1922年。
世界で初めて発売されたグミは、ドイツのハリボー社のクマ型のグミ「ゴールドベア」です。
ハリボーのゴールドベアは、その名の通りクマの前進を型どったグミです。
赤や緑・黄色などのおいしそうな色の付いたクマ型グミは、見ているだけでかわいくて笑顔になっちゃいます!
最近ではスーパーやコンビニでも売っていることが多く、私達も目にする機会が増えていますよね?
私が学生の頃は決まったお店にしか(しかもけっこうおしゃれな)置いていなくて、ハリボーのグミを買うために色々なお店を探したものです。
ハリボーのゴールドベアの魅力は噛みごたえ抜群のハードな食感。
日本製のグミとは全く違う弾力性がありますよね。
実はハリボーのゴールドベア「よく噛むこと」を目的にした開発されたグミなんです!
ドイツでは「子供たちの歯や顎の噛む力が弱まっている」ことで歯や口の病気が問題視されていました。
ハリボー社は「この噛む力」に着目し、日常の中で固いお菓子を食べることで噛む力をバワーアップさせることにしたのです。
「固いお菓子」=「グミ」という発想で弾力性のあるハードグミ、「ハリボーのゴールドベア」が生まれたんですね!
ゴールドベア以外のハリボー商品は?
ハリボー社ではゴールドベア以外にも数多くの食品を製造・販売しています。
知っている方も多いと思われる、「ハッピーコーラ」のグミ。
ハッピーコーラは瓶タイプのコーラを型どっていて、もちろんコーラの味がするグミです。
また、「フロッグ」という柔らかいお菓子はご存知ですか?
フロッグは、カエルの形をしたグミです。
素材の一部にマシュマロを使うことで、ゴールドベアとは違う食感を楽しめることができます。
他にも、食べるだけではなく、目で見て楽しませてくれるソフトキャンディーやグミを販売しています!
日本で初めてのグミはコーラアップ
では、日本で初めて販売されたグミはどのようなグミなのでしょうか?
日本っぽいグミ?
全然検討もつきませんよね・・・。
日本で最初に販売されたグミは、1980年に明治製菓が発売した「コーラアップ」です。
実はスーパーのお菓子売り場にはたくさんのグミが販売されていて、グミそれぞれの販売メーカーをみると「明治製菓」がほとんどなんです。
- 果汁グミ
- ポイフル
- グミのわ
- 弾力プラス
近年のグミ大ブーム、ここまで拡大されたグミ市場は「コーラアップ」が始まりでした。
瓶のコーラを型どったコーラアップはオブラートに包まれた状態でトレーに入っています。
食べる時に、親指でグッと押し出してから取り出すという楽しさを表現し、「コーラアップ」と名付けられました!
コーラアップは、弾力性があるグミで、よく噛まないと飲み込めない記憶があります。
ただ、ハリボーのゴールドベアに比べるとコーラアップはグミ自体の厚みが薄いためなのか、幼少期でも食べやすかったような・・・。
調べてみたところ、コーラアップの発売当初はそこまで弾力はなかったそうです。
しかし、2010年にハードタイプの企画に変更しました。
それから、今までずっと噛みごたえのある食感が続いて販売されているのです。
コーラアップは一度販売休止になってしまったようですが、最近ではパッケージがリニューアルされて再販されています。
また、2021年には「梅干しアップ」と「コーラアップザハード」の新シリーズが発売。
子供の頃によく食べていたみなさん、スーパーのお菓子売り場にいったら新しいコーラアップがあるかチェックしてみましょう♪
グミとゼリービーンズの違いは?
グミと見た目が近いお菓子で「ゼリービーンズ」がありますよね。
私がお菓子売り場を調べてみたところ、ゼリービーンズを並べているショップはけっこう少ない印象でした。
グミとゼリービーンズは見た目や味以外に、何が違うのでしょうか。
結論から言いますと、材料が同じであるグミとゼリービーンズの違いは「作り方」にあり、その作り方で「食感が異なる」そうです。
ゼリービーンズはグミと同じようにカラフルな色で、柔らかいキャンディーといった食感があります。
そこで、グミとゼリービーンズのそれぞれの特徴をまとめてみましたよ!
- キャンディーのような弾力を噛んで味わうお菓子
- 果汁をゼラチンでコーティングして作る
- 手でひっぱると伸びる
- ゼリーに砂糖をかけて固めた豆の形をしたお菓子
- 砂糖と蜜蝋をゼリー表面にコーティングして作る。表面が固い
- 手でひっぱるとちぎれる
グミとゼリーの違いは見た目だけでは分かりづらいですよね!
実際に触ったり、食べてみると一目瞭然です♪
グミの歴史のQ&A
- 日本で言われる「グミの日」はいつですか?
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日本では9月3日が「グミの日」と言われ、日付は語呂合わせで決まりました。
グミの魅力を多くの方に広めるために、シゲキックスやぷっちょぐみを販売しているUHA味覚糖株式会社が制定しました。
また、3月9日裏グミの日として、「グミがもっと楽しくなる」をテーマとしたキャンペーンも行っています。
- グミの名称の由来は?
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グミの名称はドイツ語でゴムを意味する「Gummi」に由来します。
まとめ
今回は、世界で初めてのグミはなにか、グミとゼリービーンンズの違いを調査しました!
世界で初めて販売されたグミは、1922年に発売されたクマの全身を型どった「ハリボー社のゴールドベア」でした。
今現在では様々なスーパーやお菓子コーナーでハリボーのグミが売っていますよね。
日本で初めて発売したグミは、明治製菓が販売している「コーラアップ」です。
コーラアップは、2010年にハードタイプのグミに変更となり、その噛みごたえのある食感は今もなお人気です。
グミの歴史を知って食べると、今までとは違うおいしさで楽しめそうですよね!
ぜひ、「ゴールドベア」と「コーラアップ」を見つけて食べ比べてみましょう♪